戸隠神社編
紅葉にはまだ早かったですが、今回は戸隠神社に行ってみました。
以前、長野市内に住んで居ましたので仕事や休暇などで幾度となく戸隠神社・飯縄高原には行きましたが最近は行く機会がなかったので久しぶりの戸隠神社です。
写真は、長野市から戸隠神社に向かう途中のそば畑です。後方の高い山が高妻山、手前のギザギザした山々が戸隠連峰となります。
戸隠神社奥社の創建は、古く紀元前と言われています。
神話「天の岩戸」で有名ですね。
戸隠神社は五社からなり、その一番最初が宝光社となります。
宝光社と中社は平安時代の創建です。
ここまでは、長野市内から車で30分程度になりますがその昔は何時間も掛けて戸隠古道を歩いて登ったと思うと昔の人は凄かったですね。
只、今回はそんな余裕のある事はしていられないので宝光社と次の火之御子社、そして中社迄は車で移動してお参りして行きます。
宝光社の階段は写真のようにかなり急こう配で手摺につかまらないと大変なことに成りそうです。 ここは参拝客も少ないので静寂感が何ともとても良いです。
宝光社から車で5分足らずの火之御子社の創建は1098年で女神様が祀られています。
ここは小さな神社なので簡単にお参だけして車で中社へ向かうことにします。
中社の鳥居です。
人も車も多くなり蕎麦屋、旅館、お土産物屋と多くの店があり行列のできる蕎麦屋もあります。
今は密にならない配慮なのか行列がありませんでした。この中社の周りが戸隠の一番の繁華街となります。
鳥居から中社本殿へ歩く途中には樹齢900年の天然記念物の三本杉があります。皆さん、パワーに触れています。
さて、中社をお参りしたらここからは奥社迄歩いて行きます。片道約1時間30分の行程です。
当然、車でも行けます。
中社から暫くは生活道路なので舗装された道を歩きます。
途中から大昔の修行者達も通った砂利道の奥社道になります。
遠い昔の人たちも通った道だと思うと縁(えにし)に触れた感じがします。
奥社入口です。
ここは観光地なので駐車場は満車、中にはハイヒールやサンダル履きと色々な方々居ます。
お土産屋や休憩小屋もあります。
奥社への最初の鳥居です。
ここからはほぼ直線の砂利道の参道です。
暫くはこんな感じの道が数百メートル続き、戸隠山に向かって行きます。
途中に随神門があり茅葺の屋根には苔や飛んできた種子などが伸びてびっしり。
ここを過ぎると杉並木です。門の向こうに少し見えます。
これが樹齢400年の杉並木です、数百メートル続きます。
今回は人が多くて感じませんが、人気のない時に歩くと何か不思議なパワーを感じます。
杉並木が終わるとこの辺から徐々に勾配がきつくなります。
あともう少しです。
さて、本日の目的地奥社となります。
険しくてこれ以上の奥には建てられない所に奥社があります。
今日は沢山の観光客がおり順番待ちのお参りです。
ご利益に与りたいのは皆同じですね。
ちなみに宝光社は安産・学問、火之御子は、舞楽芸能の上達・夫婦和合、中社は商売繁盛、奥社は、開運・心願成就との事。
奥社のすぐ脇には戸隠神社で最古の九頭龍神社があります。
当然紀元前ですが古すぎて創建された時期がよくわからないようです。雨乞い、縁結びにご利益があるとの事。
カップルが多いのもそのせいか? 他に何故だか歯痛・虫歯にも良いそうです。
戸隠にも「神告げの湯」というのがありますが今日は戸隠神社から少し移動して飯縄山ろくにある「天狗の湯」に行きます。
飯綱山も信仰の山で天狗伝説があります。
施設の前には霊仙寺湖(ボート・釣り)、飯綱山(登山・スキー)、キャンプ場、スーパースライダー、芝生公園、ドッグラン等など大人も子供も遊べるリゾートエリアになっています。