ご存知の通り、定額減税が始まった。勿論、減税となる事は嬉しいが、これには、いささか不満がある。

そもそも、令和5年12月22日に閣議決定した税制改正にも関わらず、何故今頃になってしまうのか。減税は昨今の物価高に対する負担を軽減する目的と理解しているが、対応が遅くはないか。

それから、減税は6月以降の給与から一人当たり3万円に満たるまで所得税を控除する方法だが、ひと月に数千円という人も多いと思う。これでは減税効果がないのでは？

それと、もう一つ。正直これが一番なのだが、制度が変わると、いつも大変なのは我々、事務屋と言われる総務・経理の人間だ。今回の減税についても、どの様な内容でどう処理するのかを理解し、社員に対しても説明し、(当たり前だが)正確な経理処理をしなければならない。

消費税増税にしても、インボイス導入にしても、いつも理解に苦しみ、複雑な処理を強いられ、(当たり前だが)正確な経理処理をしなければならない。

･････とまぁ、普段の愚痴が思わず出てしまったが、減税も要らないか？と言われると手が出るほど欲しいし、法律が変われば対応して行くのがお前の仕事だろ。と言われれば、「はい、その通りです。」とやるしかない。

今日は、管理部のオジサンとして少々ボヤいてしまいました。

終わりです。