弊社営業の住宅がコロナ禍の影響を受けながらも6月に完成しておりました。
これから住宅を作る皆さんの参考になれば、と見学会を予定しておりました
が、来場してくださった皆様にご迷惑を掛けてしまうのではないか、という
ことで見送った経緯がございます。
この家のプランは夫の「フランス瓦が使いたい」、妻の「サンルームが欲しい」
という主張から始まりました。
この瓦はオメガ10 ビュートワと言いましてフランス産の瓦です。南欧スタイル・
フレンチスタイルには欠かせないオレンジ色をしております。よく見てみますと2つ
として同じ色は無く、アンティーク瓦の様な存在感があります。『自分の部屋を無く
してでも使いたい!』という熱い思いを受けてやや高価でしたが採用されました。
おかげで自分の部屋は無くなり、将来は納戸を書斎にするとか。
一番上の写真で右下が飛び出ている様な箇所がありますが、そこがこのサンルームです。
虫が嫌いな奥様はどうしてもこの場所が欲しく、即採用されました。 発言権が強いって
いいですね。
サッシはインテグリティ、天窓はベルックスルーフウインドウを採用しております。上げ
下げ窓になっておりまして、先日大掃除の際に窓の掃除を担当したその際、外に出なくて
もふくことが出来たので意外と楽だったようです。木製サッシということもあるのか、全
然結露しません。加湿器も使い、割と頻繁に鍋料理をし、風呂上がりの子供達が裸で走り
回っても(?)結露しないのです。
樹脂製サッシを検討していらっしゃる皆様にとって木製サッシは想定外だと思います。
メンテナンスの事や断熱性能の事、価格の事で『木製サッシ』なんて大丈夫なの、と
お考えの方は多いと感じますし、私も否定的な1人でした。結露によるカビ、経年によ
る亀裂や塗装の剥がれなど、心配の種は尽きません。しかし、話を聞いて実際に体験し
てみて感じたのは、木が特有の呼吸を繰り返し調湿してくれている点や、傷んだ箇所を
交換したり、直したり出来る点、色を自分で塗る事も出来る点など他のサッシには無い
要素もあります。
それでも心配な方はお気軽にご相談ください。弊社の設計士が真摯にお答えいたします。